襷を繋ぐ
2012年1月 5日 08:34 Category:全体集会挨拶
1月2日、3日に新春恒例の第88回箱根駅伝が開催されました。
正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」といいます。
2日の東京から箱根までの5区間108㎞を往路と呼び、
3日の箱根から東京までの5区間109.9㎞を復路と呼びます。
前年大会の10位までの大学と、予選を勝ち抜いた10大学の計20大学で競います。
結果は往路、復路、総合の全ての部において、東洋大学が山の神と呼ばれる柏原を中心に、
大会新記録で圧倒的な勝利をとげました。
私の卒業した大学も、今年は過去最高の5位に入り、来年の出場権と
今年の出雲駅伝への招待が決まり、また出雲に応援にいけると思い、うれしく思っているところです。
今年も色々なドラマがありましたが、東洋大学のタイムがあまりにも早すぎた為、
トップから20分を過ぎると前区間の選手の到着を待たずに、
次の選手が繰り上げスタートとなるルールに、いくつもの大学が引っ掛かりました。
特に、神奈川大学の9区の選手から10区の選手に襷を繋ぐ中継所で、
選手がゴール寸前で倒れ、ふらふらになりながら時間ぎりぎりで助かったシーンには、
本当にハラハラし、感動しました。
駅伝は、1本の襷を繋ぎゴールを目指す競技で、襷が途切れると競技は成立しません。
もちろん記録に残り、選手や関係者にとっては大変不名誉な事となります。
特に長年にわたり伝統を守ってきている大学においては大変な事だったと思います。
東洋大学はすべての選手たちがベストの状態で臨み、実力通りに走ったのですから、
すばらしいとしか言いようがありません。
しかし、出場したすべての選手がこの日の為に、それぞれそれぞれ調整していても、
それぞれが違うコースで普段通りの力を発揮することは、大変難しいのだと思います。
それでも襷を繋いで自分の役割を果たそうと頑張る選手の姿が、
今年も感動と勇気を与えてくれました。
私たちは競争しているわけではありませんので、ゆっくりでもいいから、
確実に襷を次につないでいく役割を、
それぞれが、それぞれの立場で果たしていくことが大切だと再認識した正月でした。
Posted by:事務局 パーマリンク



