鹿島病院スタッフブログ

島根県看護職員実習指導者養成講習会の学び

  • 投稿者:鹿島病院事務局
  • カテゴリー:朝礼でのスピーチ

H29.7.19~9.20に行なわれた、

島根県看護職員実習指導者養成講習会

に参加させていただきました。

島根県内の19施設から30名の参加がありました。

病棟や経験年数は様々でしたが、

2ヶ月間同じ目標に向かって励まし合い、

乗り越えることができました。

講義の中で、あなたが考える「きょういく」とは?

と講師の先生に問われました。

一般的な「教育」という文字ではなく、

自分が思う漢字を当てはめていきました。

「共育」、「協育」、「今日育」、「強育」、

「競育」、「鏡育」、「響育」と様々な文字になり、

実習指導者として大切にしたいことが言葉に表れているようで、

とても印象に残りました。

また、今回学んだ3つの言葉があります。

「待つ」、「認める」、「褒める」です。

実習指導に限りませんが、

日々の指導では、忙しさのあまり質問されたことに対する

答えをすぐに言ってしまう場合があります。

さらに、「こんなこともわからないの?」

と言ったり、威圧的な態度を取る、忙しそうにしていることも、

指導者としては失格です。

疑問に思い質問してきたことを褒めて認めること、

自分はどう思うのか学生さんの考えを待って

聞くことも大切だと学びました。

最後に、今の看護学生さんやこれから

看護師になりたいと思っている人たちは、

将来私たちの仲間となり、

一緒に看護をしていくことになります。

学生さんにどんなことを学んでほしいのか、

どんなことを経験してほしいのかと言う

「ねがい」

を込めた実習指導ができればいいと思います。

そのためには、実習指導者だけの力では不十分で、

病院・病棟全体で学生さんを受け入れる環境作り、

雰囲気作りをする必要がありますので、

今後もよろしくお願いします。

今回の研修を通して、自分の看護観や指導観を

振り返る機会になりました。

研修での学びを、今後の実習指導や

日々の指導に活かしていきたいです。

研修に行かせていただいてありがとうございました。

 


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