6月15.16日に日本認知症ケア学会学術大会(東京:東京国際フォーラム)に参加してきました。
25回目を迎える学会で今年のテーマは「AI(人工知能)を認知症ケアに活かす」です。
工学的な内容からAIのメリットやデメリット、今後の認知症ケアへの期待と課題等について考える機会となりました。
2025年には国内での認知症患者の推計が700万人となっており、65歳以上の約20%に達することが見込まれています。
認知症は単なるもの忘れでなく、実際には多彩な症状(行動、心理症状)があり患者様ごとに違います。
そしてその症状は、患者様への尊厳を第一に人・物・サービスによるケア次第で軽減する可能性があります。
ケアに関しての正解は誰にも分かりませんが、今後も専門職として自分に出来ることは何かを考え、
認知症状を有する患者様やそのご家族様が少しでも安心出来るよう努めて参ります。
理学療法士/認知症ケア専門士 松本宏太郎