鹿島病院スタッフブログ

コハクチョウ

  • 投稿者:鹿島病院事務局
  • カテゴリー:朝礼でのスピーチ

湖北にある古志町の下古志地区の田園には

毎年11月ごろシベリヤなどで繁殖した

たくさんのコハクチョウが渡ってきます。

多い時には数百羽はいるそうです。

写真撮影の方や、子供連れの親子とか

訪れる方は年々増える傾向にあります。

私も同じ町内なので見ることが多く

何回見ても飽きることはなく、

近くで見るとコハクチョウの大きさ、

美しさなど自然に対する迫力があります。

田園は地元の農事組合法人が管理し、

10年程前から冬の間も田んぼに水を張ったところに

多くのコハクチョウたちが羽を休めに飛来するようになったそうです。

冬の田んぼには稲刈りが終わった田んぼの土をつつき

その稲の根元には落ちたモミがあり食べています。

年が明けると私の自宅の前のの佐太川沿いの田んぼにも

コハクチョウが集団でえさを求めてやってくるのが

鳴き声で分かります。

思わず見とれてしまうくらいです。

えさがなくなると他の田んぼにも

移動していく様です。

コハクチョウのいる水田は春になり

コハクチョウが飛び立った土地は再びお米作りに使用され、

「湖北はくちょう米」

として商品化もされています。

この「湖北はくちょう米」が、

2年前、全日空の国際線ファーストクラスの

機内食に採用されたそうです。

味だけでなく、農薬や化学肥料を使用せず、

コハクチョウの力を借りるなどして自然の恵みを

生かして栽培していることが評価されたようです。

 


PAGE TOP